丁度10年前に植えたオリーブです。
10年前はこんな感じでした→
それが毎年剪定しながら、今はこうなり(写真の方向が違ってすみません)→
今年の春剪定後です→
施主様のご希望は、「元気の良い自然な感じで実を成らせたい」とのことなので、適度に成長を抑えながら、実がなるように日の光が入るよう剪定していきました。
日に照らされてとてもきれいです。
実を成らせるよう枝を残しながら、自然風樹形を保つ剪定は結構難しい作業なんです。
樹形を見せるのが「造園」、花や実をたくさん付けさせるのが「園芸」とも言いますよね。
両者の技術をバランスよく取り入れながら剪定するよう心がけていますが、中々樹形と実付き花付きを満たすのは難しく、実はどこに成るかは予想不可能で試行錯誤の連続です(^^;
この先手を入れながら、年数を重ねるごとにどんな木姿になっていくのかとても楽しみです。